本との日々

本好きな運営者がオススメのビジネス書を読んで個人的に得たことを気ままに書いていくブログです。 ビジネス書と言っても特定の分野やジャンルに縛られる事なくマインドセットから具体的なノウハウ、さらに使い勝手の良いフレームワーク、また従業員としてのキャリアアップなど、ビジネスや従業員問わず、仕事として一括りにレベルアップに役立つ書籍を好んで記事にしています。 また評価のポイントとして、本質を捉えている事や個人でも仕事に活かせやすい内容であるという実用性を考慮しながら運営者個人の独断での判断にて評価しています。

世界最高の戦略を個人に生かすためには?

 

戦略って聞くと曖昧な抽象概念ではありますが、あなたはあなたなりの具体的な定義は持っていますでしょうか?特に個人ベースでいくのであれば、リソースを配分な事が戦略だと私は捉えていますが、その戦略において世界最高峰で実践しているのが今や知らない人はいない程の世界的な企業になっているAmazonだと思います。

 

単純にこのAmazonが世界に与える影響やAmazonの凄さ、戦略が描かれている一冊になりますが、そこから大切な戦略を読み取っていく事ができますし、我々のような個人にとって上手く扱えないか?

その辺りを考えてみたいと思います。

 

【書評】amazon 世界最先端、最高の戦略を個人に生かす方法は?

Amazonほどの大企業となると個人的リソースが違いすぎて、なかなか真似出来ない部分も多いと思います。

Amazonを例題に上げる事で戦略的には分かりやすく話としては面白いですが、いかんせん大企業ならではの戦略である部分の要素も多いと思います。

ただ、個人であっても考え方の部分や本質的な話は非常にタメになりいち経営者としての視点を取り入れるには良い書籍になると思います。

また、Amazonの戦略に基づく事で明確なメタファーとなり、理解が深めやすいのが良い点だと思います。

以下に要点をまとめておくので、個人でも使える俯瞰的な視点を確認しておきましょう。

 

【書評】amazon 世界最先端、最高の戦略の要点整理

  • 長期的な視点で戦略を組む必要性がある
  • 今後、発展する市場やトレンドに乗る事が大切である
  • キャッシュフローの良いビジネスモデルを考える事
  • 戦略はリソース配分の事であり、身の丈にあった戦略を組む
  • 競合には見えない強みを所持する
  • 縦展開と横展開をベースにアイデアを広げる

もしかしたら、この要点だけを切り取ると難しく感じるかも知れません。

ただ、たいそうな事をしなくても個人レベルで小さな形でこの要点の内容を実現できると、かなり強固な事業展開を行うことが出来ます

表面的にはAmazonの強みや凄さを物語っているように見えるが、読み手がどの視点を持って読むかで情報の引き出し量がかわる特殊な内容だとも思います。

いち消費者としてではなく、ビジネスの提供者の視点を持って、要点と照らし合わせて読んでみるとヒントを得られるかと思います。

 

正直、上で挙げた要点整理はかなり本質部分をついており、本当の意味で成功を手にするためにはかなり重要なことです。

 

そして、全てを上手く実践する事が出来ればリアルに成功を手にする姿がイメージ出来るようになってくるでしょう。

 

むしろ、考え方や見方の角度を少しズラしていくと成功したいのであれば、上記の要点意外の部分は避けると良いと思います。

 

何よりその人に合った状況や身なりにあった戦略を組むのが最も最重要課題となるので、客観的なおかつ、感情を抜きにして冷静に判断する必要性が問われます。

 

Amazonから見ればリスク許容度のある行為だとしても我々からするとリスキーな行為に見えたり、人によってリスクも変動します。

 

こういった目に映りにくい部分も踏まえてあなたなりの戦略を組めるかどうか?が成功の鍵になりますし、戦略的に破綻したものではなく、現実的なものに落とし込んだ上で戦略策定してみてください。

 

また、戦略というのは引き出しの多さやレパートリーを増やしてナンボなので、色んな戦略本を見ておくとアイデアが出やすいです。

 

その意味でも本書はオススメになると思いますよ。

  

amazon 世界最先端、最高の戦略
 

 

超気軽にコレが出来る人は成功する

あなたはアウトプットしていますか?もし、あなたの現状を大きく変えていきたい、もしくはビジネスにて成功を手にしたいのであれば、あなたの発信を世の中に届けていく必要があります。

しかし、ほとんどの人が自ら率先して発信をする事が少なく、SNSを使う大半の人が発信を受信する側だという研究も出ています。

 

もちろん、何の目的もなく、ただSNSなどを楽しみたいという理由だけならば話は別ですが、おそらくそうじゃないはず。

そして、情報発信する事を縛ってしまう人の特徴や原因の1つとして完璧主義があると思います。

 

私は完璧主義の弊害という言葉で情報発信をする事が多いですが、本書はビジネスにおいて非常に大切な考え方がまとめられていますので、そこについて記載しておきます。

 

【書評】アウトプット大全からわかるビジネスの本質

インターネットを使ってビジネスを行うのであればアウトプットは必須です。

ただ、アウトプットを行うにしても大半の人が「スキルを身につけてからやろう」という発想であると思います。

この発想こそが完璧主義が主体な考え方であり、行動が出来ない直接的な原因に繋がってきます。

本書で学べる事はまさに「完璧主義からの脱却法」と言い換えても良いと思います。

完璧主義から脱却出来れば、常に行動できる人間になり、失敗の恐怖心も消え、現状を自分の望む方向に変えていく事が出来ます

大半の人が思う違和感である、勉強しているのに、頑張っているのに、現状が何一つ変わっていないなどそんな不満を払拭することができるでしょう。

 

アウトプットと言っても特別な事をする必要もないですし、難しく考える必要もないと思います。

ただ、あなたの考えを継続的に発信しつづけ、あなたの考え方と同じような考えを持つ共感者を見つけていく。

そんなイメージで良いと思います。

もう少し分かりやすいイメージを伝えるのであれば、学生の頃の部活仲間などをイメージすると良いかな?と思います。

 

同じような志を持つ集団の集まりで、同じ目的に向かい一緒に切磋琢磨していきますよね?まさにそんなイメージでアウトプットし、共感者を募ると良いでしょう。

 

【書評】アウトプット大全の要点整理

  • ビジネスは30点の完成度で良い
  • 完璧主義は弊害でしかない
  • 時間をかけて成長する重要性
  • 修繕、改善を繰り返すのがビジネス
  • 完璧はいつになっても存在しない

結局、人はなぜ学び学習するのか?それは知識を取り入れ現状を変化させたいという気持ちが強いからだろう。

ただし、現状を変えるためにはインプットだけでなく、アウトプット、つまり、行動が大切なのです。

本書でも学べる事ですが、完璧な形とはどのタイミングになってもたどり着く事は出来ません。

時代の流れも変化し市場のニーズも常に流れていく中、ベターな形や最適解も常に変動していくものです。

また我々のリソースも限られている中で完璧を求め、完璧にしてから行動していくというスタイルはいつになっても訪れないでしょう。

この危険性を理解し、いち早く完璧主義から脱却し結果を理想なものへと近づけて欲しいと思います。

 

私が思うに、もっと気軽さを持ってフットワークを軽くして気軽に新しい事にチャレンジしていく習慣を持つと良いと思います。

 

特に資本が必要なわけでも無いですし、失敗したところで何の危険性がある訳でもありません。

 

別に匿名で行う事も出来るし、1つのキャラクターとして活動していく事も出来ます。

 

時代的な後押しもあり、発信しやすい環境も整っていていますし、揃っています。

 

どからこそ、気軽にフットワーク軽く色んな事をやっていくべきなのです。

 

本書は非常に重要な事が学べますので、気軽に手にとってみて下さいね。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

人に嫌われるとビジネスで成功する?

 

あなたは人から好かれたいですか?それとも嫌われたいですか?どちらでしょう。

もちろん、好かれたいを選ぶと思います。

では、これならどうでしょう?

あなたが本当にやりたい事を選ぶか人に好かれる事を選択するとしたらどちらを選びますか?それに自分の道を選択したとしたら多くの人に嫌われてしまう事を条件にです。

ここまで来ると本当にやりたい事を渋ってしまうのではないでしょうか?

特にこのご時世なので、やりたい事と必要な事が切っても切り離せない事も多いでしょう。

人の顔色をうかがったり、周りとの同調を意識しなければいけない場面も多いと思います。

 

そんな時にどういうマインドセットで対応していくべきなのか?それを今回紹介する書籍では知ることができます。

 

「嫌われる勇気」なんとも斬新さのあるキャッチタイトルですが、一言で言うなら対人コミュニケーションに対する考え方が書かれた本になります。

非常に大切な考え方であり、ビジネスでも有効に使える内容だと思いましたので書評してみます。

 

【書評】嫌われる勇気の内容をビジネスで使うには?

ビジネスも対人に対して行うもので、対人コミュニケーションは避けて通れません。

特に個人でビジネスをする場合、思い切ってセールスが出来ないと言った悩みが非常に多いです。

この問題の解決策こそが「嫌われる勇気を持つ」という事なのです。

残念ながら、我々はすべての人に好かれる事もすべての人を満足させる事は出来ません。

なぜならすべての人に向けての発信は誰にも刺さらない発信になるからです。

恋愛で例えるなら特定の1人に対して好意を伝えるのと全異性に対して好意を伝えるのとでは発言の重みが違いますよね?ビジネスでも同じで特定の人に向けて発信を心掛ける必要があり、特定の人に発信を向けるという事は発信の対象外の人を決めるという事と同意なのです。

また、人に嫌われるという事は必然であり、全員に好かれる必要性がない事を理解出来れば、それだけでコミュニケーションの壁が緩和されます

 

【書評】嫌われる勇気の要点整理

  • 嫌われる勇気を持つ事は大切
  • 対人コミュニケーションの問題は誰にでもどこでも生じてくる
  • 人に好かれるという事は特定の誰かに嫌われる事もである
  • 他人は変えられない
  • 自分に視点を向けて自分を変える努力をする

嫌われる勇気の内容では、自ら率先して相手に嫌われなさいという意味ではなく、問題を主体的に持ち、自分の課題に集中するべきであるという意味になります。

その為、変に相手の土俵に入り込む事も相手をこちらの土俵に引きずり込む必要性もなくなり、対人トラブルを大きく減少させる事に役立つと。

 

特に世の中の常識の中で生きてきた人や社会の中で揉まれてきた人にとっては、出来るだけ安パイにその状況を乗り切ろうと考える人が多いです。

 

しかし、それは対処療法に過ぎず、根本的な問題解決にはなりません。

 

従って、誰に気に入られる事が結果として大きな恩恵を受かられるのか?その1つの指標として「嫌われる」という尺度で物差しを図るという考え方は非常に面白いと思います。

 

多くの人が嫌われたくないという心理が働くが為に無難な道を選択しがちになります。

 

嫌われない行動と言うのは自分にも相手にも負荷がかからない分、誰からも注目されず、その他大勢の中に埋もれやすい選択でもあります。

 

もちろん、あなたがどこを目指すのか?その目的によって、その都度選んでいく選択肢や正解も変化すると思いますが、1つの尺度としてこの考え方は覚えていて欲しいです。

 

ぜひ、大切な考え方を学べますので、手に取ってみてください。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

お金の大事な話 「稼ぐ×貯まる×増える」のヒミツはお金の初心者にオススメ

 あなたはお金がたくさん欲しいですか?

そして、お金がたくさんあれば何をしたいですか?

ありきたりな質問に聞こえるかも知れませんが、非常に重要なお話だと思います。

 

人生の中でお金が全てではありませんが、お金があることで選択肢が増え、人生の幸福度が高まることは間違いありません。

 

ただ、ほとんどの人がお金についての正しい教育を受けることなく、苦しく厳しい人生を生きています。

今回はそんなお金の話を取り上げてみたいのですが、オススメの書籍がありましたので、お金について初心者でも読みやすくわかりやすく読み解いていきたいと思います。

 

【書評】お金の大事な話 「稼ぐ×貯まる×増える」のヒミツはお金の初心者にオススメ

なぜ、多くの人がお金に困ってしまうのか?答えはただ1つ「お金について無知である」この一言に尽きると言えます。

 

ただ、これはあなたが悪いのではなく日本の教育そのものや仕組みが分かりにくく作られている事が大半でしょう。

 

しかし、お金に困っている事で、普通に生きていくことに疑問を感じ、情報を探しているあなたは、これからの人生を大きく変えていくチャンスが目の前にあります

基本的にビジネス書や金融のテーマは専門用語が羅列されていて、理解がし難い書籍が多い中、本書は対話形式でありながら、とてもシンプルに解説されています。

 

すでにビジネスをされていて、行動を起こしている方なら、超基本的な内容に思われるでしょうが、これからお金について興味を示し始めた初心者にとっては基礎力や考え方をシンプルに学習するのに最適だと思います。

 

実際にお金を貯めるのであれば、公式はシンプルであり、簡単な事なのです。

 

収入よりも支出が上回ればお金について裕福になっていく、ただこれだけです。

あなたもおそらく答えは分かっているし、何をしなければいけないのか?そのゴールも見えているはずです。

 

その為に我々が取っていけるアプローチとして、収入を増やす動きと支出を減らしていく動きの2つだけです。

 

それさえ、守り、あなたが感じる価値に対してお金を支払っていけば人生は豊かになっていきます。

 

 

【書評】お金の大事な話 「稼ぐ×貯まる×増える」の要点整理

  • 自己投資が最も費用対効果の高い投資になる
  • 仕事をするなら学びのある仕事を行うべき
  • お金持ちほどお金を天引きするクセがある
  • チャンスはやってくるのではなく掴みにいく
  • とりあえずまずはやってみること
  • 小さな失敗を繰り返す重要性
  • 感情とお金を切り分ける

本書の内容は読んでみると物凄く当たり前な事を書いていますし、物凄く基本的な内容だと思います。

ただ、そこをもう一個深く理解を深め真意に迫って見てほしいと思います。

そして表面の言葉をなぞるだけでなく行動と経験を踏まえて生身で本書の内容を体感してみて下さい。

 

無駄な支出を削る方法があるなら、あなたは確実に実行出来ますか?

目の前に資産があってチャンスがあればしっかり投資できますか?

あくまで行動に移せてこそ、結果が得られます。

 

そうすると、その瞬間からあなたの人生はガラッと理想な形に近づいていくことにでしょう。

マインドセットはあくまで行動が伴ってこそのものなので、是非とも肌感覚としてマスター出来るように努めてみて下さいね。

 

 

お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~

お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~

 

 

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方〜成功を引き寄せるマーケティング入門〜はどこがオススメなのか?

 

あなたはマーケティングというモノを詳しく学習した、もしくは具体的に学ぼうとした事はありますか?

ビジネス界隈ではよく出てくる言葉ではありますが、まだまだ曖昧な言葉で捉えている人も少なくはありません。

今回はUSJを題材にした書籍を紹介しようと思いますが、マーケティングという抽象概念の言葉をUSJをベースにし、分かりやすくまとめられた書籍です。

これを読めばマーケティングが身につくとあう訳ではないですが、マーケティングというモノが感覚として腑に落とせる内容になっています。

オススメな内容でしたので書評をしていきます。

 

【書評】USJを劇的に変えた、たった1つの考え方〜成功を引き寄せるマーケティング入門〜はどこがオススメなのか?

一言で言うなら、売上改善の為、適切なマーケティングこそが心臓部であるという事が理解でき、具体的なマーケティングの打ち手を学習する事が出来ます。

それによってあなたの人生やビジネスを目的に向かい最善の手を打つ為の方法を導き出せるようになります。

特に私が大事にしている目的、目標、戦略、戦術の違いも明確になり正しく扱う方法を学べます。

まずは人生やビジネスにおいての目的など大きなところを決め、そこから目標設定し、目標を達成する為に戦略を決め、戦略を行使していく為の戦術を決める。

この流れを綺麗な導線として繋げる事が出来るようになります。

 

実際に最近USJに久し振りに行ってみたのですが、10年前とは全く違っていましたし、変化を感じ取れました。

私もビジネスマンなので、至る所でマーケティングを感じる事があり、アトラクションやお土産、イベントなどかなりの工夫を感じ取れました。

 

まさに、ここがマーケティングの概念になります。

マーケティングが上手く出来れば、集客は改善し、顧客満足度も必然的に高まりますし、リピートにも繋がります。

 

本書の中にもマーケティングは日本を救うとありますが、日本の企業全体でマーケティングが上手くなれば、あながち大袈裟な表現でもないでしょう。

 

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方の要点整理

  • まずは大きなところ目的から明確にするべきである
  • 目的を達成する為にはマーケティングが命である
  • 正しいマーケティングはセールスを不要にする
  • 目的に合わせて目標、戦略、戦術を決める必要がある
  • 顧客が求めている事を徹底的に知る努力をする

マーケティングと聞けば難しそうとかよくわからないと嫌気がさしてしまう人も多いと思います。

かなり抽象概念なので、マーケティングの必要性についても感じづらいと思います。

しかし、本書を読むとマーケティング概念が分かることはもちろん、なぜマーケティングを行う事が売上に繋がるのか?集客に繋がるのか?必然的に売れてしまうのか?理解できるでしょう。

そして、理解出来ればあなたが目指す目的に向かいどの方法をとる事が正しいのか?選択の判断基準を知れ、正しい選択を選べるようになります。

 

マーケティングはどんなビジネスのジャンル、どんなビジネスをしている人にも当てはめて考える事が出来ます。

 

戦略などと同じように、抽象概念でありながらも、本質を突いた話なので、一度身につけておくと一生もののスキルにする事が出来ます。

 

マーケティングがイマイチ使えないという方でも、マーケティングフレームワークについても書かれているので、フレームワークに当てはめてマーケティングを考えてみるだけでもかなりの進歩を遂げるかと思います。

 

戦略を知り、マーケティングに当てはめてビジネスを実行する。

これだけでただビジネスをするだけよりも大幅に成功確率を高める事が出来るでしょう。

 

ぜひ、オススメの一冊なので手にとってみて下さい。

 

 

 

仕事はもっと楽しくできる

 

あなたはは仕事楽しいですか?

仕事を楽しめていますか?

仕事は嫌なものですか?

 

このブログでは個人にとってオススメのビジネス書への書評をまとめていますが、人によってはなぜこの書籍なのか?疑問を感じる方もいると思いますが、人生において重要な考え方が学べる内容だったので今回はこちらの書評を書いてみたいと思います。

 

【書評】仕事はもっと楽しくできる~大企業若手50社1200人会社変革ドキュメンタリー~

こちらの書籍で学べる事をまとめると、「人生において目的に向かって選択肢が多様にある事」を学べると思いました。

ビジネス界隈ではあたかも自分でビジネスをする事だけが美化されがちですが、会社員としての存在感を出していったり、会社員をやりながら副業として行うのも1つの選択肢だと私は考えています。

会社員である事でのリスクもあれば良い点もあるし、起業においてもリスクと良い点があります。

大切なのは利点とリスクを踏まえた上で自分がどんな人生を歩みたいのかを考え、その目的に向かう選択肢を選ぶ事だと思います。

本書はその選択肢の幅を広げてくれる視点を養う事が出来ます。

ここでは大企業の中で若手が仕事にやりがいを感じ存在感を発揮していくために、どう変化していったか?50人の若手の変化を知る事が出来ます。

そして、会社員や個人事業の両方の経験がある私から見ても、起業に成功する為の本質は会社の中で存在感を出していく事と同じだと思います。

また、少し視点を変えてみると、若手の会社員が仕事に対して悩んでいるリアルな声を知る事ができ、顧客としてのニーズも知る事が出来ます。

業種業態にもよりますが、若手会社員の本音を知る事で商品やサービスの質を改善する為のリサーチに役立てることも出来ると思います。

 

仕事はもっと楽しくできる~大企業若手50社1200人会社変革ドキュメンタリー~の要点整理

  • 人生の満足度を高める手段は多種多様である
  • 人生においての目的が大切である
  • 目的に向かう選択肢を選ぶ事事が大切である
  • 仕事で上手くいく本質は起業でも従業員でも同じ
  • リアルな声はビジネスにも活かせる

今回は日本の企業に勤める会社員のリアルを知る為の本でしたが、起業をするにしても、人生の満足度を高めるにしても色んなやり方や選択肢をまずは知る事が大切です。

自分がどこに向かいたいのか?何を持って満足とするのか?選択肢を知り経験してみないとわからない事も多いと思います。

あくまで人の最終ゴールは幸せな人生を生きていく事だと思うので、あなたにあった成功の形を掴む為、選択肢を広げてみてはどうでしょうか?

 

私は今の情報過多の時代、1番問題だと感じているのは、現実的な問題の本質を捉えないまま、表面的なメリットを知っただけで行動選択を決めてしまう事だと思います。

 

実際に美化されている起業においても、人によっては不向きな場合もあるだろうし、従業員としてやる事が不向きな人もいるでしょう。

 

そして、何より自分がどんな人生を手にしたいのか?人生において仕事をどんな立ち位置において定義していくのか?を明確に決めて行うべきだと思います。

 

これははっきり言える事ですが、仕事が上手くいくと、人生の充実度はかなり高まります。

資金的な部分ももちろんですが、仕事にやりがいを見出せるとさらに、充実度は高まります。

 

なので、起業本だけでなく、従業員としての成功を手にした人達のストーリーにも目を通しておくと良いと思います。

必ず気づきや発見を手に入れられるでしょう。

 

仕事はもっと楽しくできる――大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー

仕事はもっと楽しくできる――大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー

 

 

 

これから個人が輝き生き残るためには?

 

これからの時代は個人の時代だと言われています。

実際に企業から個人へ仕事を依頼する事も増えていますし、個人が輝ける環境も整って来ています。

そんな個人時代を表した一冊が、言わずと知れたホリエモンこと堀江さんの多動力。

有名本なので手にした方も多いと思いますし、気になる人も多いのではないでしょうか?何でもそうですが、知識として吸収する事は良い事ですが、できれば学習した事を実用的に使えてこそ本来の目的だと思います。

ここでは私が個人向けに解釈した形で本書の内容について意見を添えた形で書評を行ってみたいと思います。

 

多動力の内容を個人向けに使えるように解釈してみる

本のタイトルにあるように「多動力」とはどういう意味なのだろう?色んな角度からの解釈があると思いますが、この言葉はこれからの時代を象徴し指し示す言葉だと私は捉えています。

つまり、「1つの事だけに集中すると全体が崩壊する為、リソースを戦略的に分散する術を身に着ける必要がある」個人向けに解釈するのであれば、こういうメッセージを投げかけているのだと思います。

 

もう少し深く掘り下げるとホリエモンの言葉で有名な言葉として「素人革命」という言葉があります。

個人が活躍しやすい環境にどんどん変化してくるだろうという事ですし、現に個人のスキルや経験を仕事に変えるプラットホームがたちまち増えてきています。

多動力という言葉もここに深く繋がってきます。

要は個人が持っているスキルを活かせる場所が増加するにあたって、多様性のある場所を活用する事と、スキルの多様性を持たせること新時代を生き抜く為の多動力であるという意味なのです。

実際に私も個人でビジネスを開始してからこの記事を執筆している段階では4年目に差し掛かるので、起業当初に比べて環境の変化を実感しています。

 

昔は流行していた手法が今は全く使えなかったり、世の中を席巻していたサービスがなくなったり、逆に昔はダメだったけど、ここ最近になって再噴火してきたものなど、常に時代と共に変化は著しいです。

また、プロ級のスキルだけでなく、プロ未満、素人以上の仕事の取引きも増えてきて、個人が請け負える仕事の需要も増えてきています。

そんな中で1つの仕事や環境、スキルだけを追い求めていくスタイルは時代に合っておらず可能性やチャンスを失ってしまう事に繋がる。だからこそ多動力が求められるのです。

 

多動力の要点整理

  • 今後は個人のブランド化が大切な時代になる
  • やりたい事や熱中できることに没頭せよ
  • スキルとスキルの掛け合わせが新しさを生み出す
  • 好奇心と集中力がすべて

ホリエモンこと堀江さんは非常に個性的であるがゆえ、色んな捉え方や誤解を招きやすい人かもしれませんが、「自分の感情に素直に従い人生を生きろ」という強いメッセージを届けたいだけなのだと思います。

 

そして、堀江さん自身がその言葉通りの人生を歩み、自らが実行に移しているのでしょう。

やりたい事だから熱中し、好きな事だからハマる。

そして、好奇心があるがゆえに自然に量をこなす事に繋がり結果をもたらすだろうと。

結局、多動力で言いたい事は、「自分の感情に素直に生きろ」という一言だけなのかもしれない。

 

もともと、日本人の象徴でもありますが、完璧主義やナンバーワン主義が多く、本当に自らが持つ可能性を信じられない人も多いです。

 

そんな、特徴柄、チャンスを潰してしまう事に繋がり、強気に行動できない人も多いです。

誰が決めたのかわからないようなしきたりや常識などに縛られて、変わりたい欲求を心の奥底に封じ込め周りと同じことをして生きていく。

そんなジレンマを抱える人が大半でしょう。

 

今、我慢だらけの人生の中で活きているのなら必ず新しい価値観を発見させられる一冊になると思うのでぜひ読んでみて下さい。

オススメです。

 

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)