起業を開始した1年目の人が読むべき本の入門書として本書があります。
起業したいけど、何から始めれば良いかわからない。
リスクが大きいのではないか?細かいテクニックややり方はどうするのか?など不安に思う方やチャレンジに対する恐怖心がある人も多いと思います。
そんな方にはぜひ、手にとって欲しい一冊なんですが、起業をしている私から見てもオススメの内容でしたので、そのあたり、記事にて詳しくまとめてみたいと思います。
【書評】起業一年目の教科書の内容は本当に起業一年目にとってオススメか?
結論から言うと、起業一年目じゃなくても思うように結果が出ていない人にとって気づきがある内容です。
マインドセットに寄った内容展開に思われがちですが、割と実用的な内容です。
個人的にはとっつき易くオススメできる内容ですね。
起業一年目の人が陥るようなアイデアに関する考え方、お金に対する考え方、集客に関する考え方、商品やサービス、時間、コミュニティへの所属など全体的な流れや内容を把握できる一冊です。
ビジネスでは基本的に掛け算の思考なので、どれか1つの要素でも欠けてしまうと結果は得られなくなります。
従って完璧でなくても満遍なく変数を伸ばしていく必要がありますし、本書の内容は満遍なくビジネス全体を成長させる事ができる内容になっています。
さらに、起業一年目の人に向けて書かれているので、起業を開始した人の問題や悩みが事細かに解決でき、痒いところに手が届く、そんな情報が整理されているように思います。
特にネットやリアルに固執する事なく、本質な話から理解を深められるので、他の手法やテクニックに応用しやすいと思います。
ここだけを切り取ると専門性がないのがデメリットに移りますが、専門分野に特化する前にまずは大まかな全体図を把握しておく事が大切だと考えています。
その点を考慮すれば本書をまずは手に取っておくと起業に対する要点を抑えられるし、無駄な失敗の部分は避けられると思います。
起業一年目の教科書の要点整理
多くのビジネス書の場合リスクを考慮せずに表面的な言葉だけで起業を推進する声が多いです。
従って表面の言葉だけを真に受けリスクを考慮したチャレンジ性と無謀な行動に対しての見境が取れない人も少なくはありません。
その点、本書は現実的な内容の元、起業によるチャレンジ性を推奨されているのでオススメできる内容だと判断しました。
今やインターネットが発達しているので、個人が一人でビジネスを所持するのは難しくない時代に突入しています。
その為起業に対する表面的なリスクや金銭的なリスクはほとんどない状態からスタートする事も出来ます。
この辺りのマインドセットの整え方や起業して浅い人が陥りやすい間違ったチャレンジの方法なども分かりやすく理解できます。
基本的にはマインドセットを整えた上でマーケティング、そしてノウハウやテクニックの順で積み上げていかないと、思うような結果は得られません。
なので、断片的な書籍の内容から自分で良い流れに接続して結びつけないことには実用的に使う事も難しいでしょう。
その点においても、これから起業する人が起業における流れや全体図を把握するには1度目を通して欲しい書籍になります。